家事事件(離婚・親権等)
結婚生活を終わらせるには、子どもはどちらが引き取るか、財産をどのように分けるか、慰謝料・養育費はどうなるかといった複雑な問題を避けて通ることができません。
このような問題については、身近な方よりも、専門家による適切なアドバイスを受けることが不可欠です。また、関係がこじれてしまっている相手と一対一で話 をすることは精神的に多大なストレスがかかることです。そのような場合、弁護士は、あなたに代わって相手と交渉することができますし、あるいは、あなた自身による相手との話し合いを陰からバックアップすることも可能です。
弁護士に依頼したからといって、あなたの離婚の問題が裁判にまで発展するというわけではありません。ほとんどの場合、協議(話し合い)あるいは調停で解決しています。
離婚問題における弁護士の役割は、あなた自身が決断すべき人生の大切な問題について、常にあなたのそばにいて、迅速かつ適切なアドバイスを差し上げることなのです。
- 協議離婚のサポート(代理・バックアップ・協議書作成等)
- 調停への同席
- 離婚訴訟の代理
- 婚姻費用の請求
- 子どもの引渡し
- 離婚後のアフターケア(住居明渡し,売却,生活保護等公的援助申請等)
離婚に関する問題
離婚をする際には、子供に関する問題(子の引渡し、親権者、面会交流、養育費など)やお金に関する問題(慰謝料、婚姻費用、財産分与、年金分割など)などたくさんのことについて取り決める必要があります。これらのことについて、ご自身で色々と調べた上で相手と協議して決めていくことに非常にストレスを感じられる方がたくさんおられます。そこで、弁護士に相談すれば、専門的知識・経験をもとに、迅速かつ適切にこれらの手続きを進めていくことが出来ます。 離婚には、協議離婚・調停離婚・裁判離婚がありますが、それぞれの方法において弁護士がサポートすることが可能です(協議離婚の際の代理・バックアップ・協議書作成等、調停離婚の際の主張書面の作成・調停への同席など、裁判離婚の際の準備書面の作成・裁判への出席など)。
別居に関する問題
離婚が成立するまでの別居期間中にも、子供に関する問題(子の引渡し、監護権者、面会交流)やお金に関する問題(婚姻費用請求)など解決すべきことがたくさんあります。そこで、弁護士に相談すれば、専門的知識・経験をもとに、迅速かつ適切にこれらの手続きを進めていくことが出来ます。
DVに関する問題
配偶者や恋人からの暴力に耐えられないけれど、逃げてもまた捕まり、さらに酷い暴力を受けるので逃げられない、という悩みに一人で耐えておられる方がいます。そのような場合は、弁護士が、親身に相談に乗り、DV(ドメスティック・バイオレンス、配偶者間暴力)防止法による保護命令(接近禁止命令、退去命令)を申し立てなどを安全・安心な生活を確保するためのお手伝いします。
写真:滋賀県近江八幡市・水ヶ浜